コラム a HOUSING COLUMN
共働き夫婦が選ぶ「家事ラク動線」ベスト5

目次
こんばんは。
堺市の工務店で注文住宅を建てているグローハウジングアラカワの吉川です。
共働き夫婦にとって、毎日の家事をいかに効率よくこなせるかは、暮らしの満足度に直結します。仕事から帰宅後の限られた時間で、洗濯・掃除・料理・子育てなどをスムーズに行える動線設計は、家づくりの大きな鍵です。今回は、そんな忙しい夫婦に人気の"家事ラク動線"を5つ厳選してご紹介します。
1. 玄関から一直線の「ただいま動線」

家に帰ってからの一連の流れをスムーズにする動線設計です。
こちらの動線を作っていない時は、どうしてもリビングのソファーなどにアウターやカバンを[ポンっと]置いてしまいがちですよね。片付かなくなるストレスを軽減してくれます。
♦特徴♦
- 玄関 → 手洗い → ファミリークローゼット → リビング(パントリー)
- 衣類を脱ぎ、手を洗ってからリビングへ入れるため、感染症対策にも◎
♦メリット♦
- 子どもが帰宅しても部屋を汚さず生活空間へ
- 買い物帰りでもすぐにパントリーに通れる。
♦ポイント♦
- 1Fにファミリークローゼットを設けることで、衣類収納が一カ所にまとまり、片付けも時短に。
2. 洗濯動線の短縮|「洗う→干す→しまう」が一筆書き

洗濯は家事の中でも意外と動線が長くなりがち。効率化するにはこの流れがカギです。
♦特徴♦
- 洗面室と脱衣所に隣接するランドリールームを設置
- UB→脱衣室(脱ぐ)→洗面・ランドリー(洗う・干す)→ファミクロ(直す)
♦メリット♦
- 室内干しでも動線が完結
- 洗って干して畳んでその場で収納可能
♦ポイント♦
- ガス乾燥機(乾太くんなど)を設置すれば、ランドリールームもあまりスペース不要。
- 梅雨や花粉シーズンも安心
3. キッチン中心の「家事ハブ動線」

キッチンを家の中心に配置することで、複数の家事を同時進行しやすくなります。
♦特徴♦
- キッチンから、洗面・洗濯・リビング・ダイニングへアクセス良好
- 対面キッチン+パントリー併設がおすすめ
♦メリット♦
- 料理しながら子どもの様子を見守れる
- 家事の"ついで動線"が成立
♦ポイント♦
- 回遊性をもたせて、どこからでもアクセスできるとストレス軽減
4. 「まとめ収納動線」で片付け時短

必要な場所に必要な収納をまとめて設けると、動きが劇的に楽になります。特に多い収納はシューズクローク・ファミクロ・パントリーが多いですね。収納は多い方がいいですが、各場所にあるのが使い勝手がいいですね。
♦特徴♦
- リビング収納、玄関収納、パントリー、ファミリークローゼットなど
- 収納場所を集約しすぎず、適所適量が理想
♦メリット♦
- モノの住所が明確になり、片付けが時短に
- 家族全員が収納しやすい仕組みに
♦ポイント♦
- 日用品や掃除道具も"使う場所の近く"に収納する
5. 朝の支度が楽になる「二人並んで使える洗面動線」

朝の支度時間が被る共働き夫婦にとって、洗面スペースは混雑しがち。
♦特徴♦
- 幅広のカウンター式洗面化粧台
- 鏡や収納を2人分確保
♦メリット♦
- 時間に追われず、2人同時に準備可能
- 子どもと一緒でもストレスなし
♦ポイント♦
- 朝だけでなく、就寝前のタイミングにも活躍
まとめ
家事ラク動線は、単に便利さだけでなく、夫婦や家族のストレス軽減や、生活のゆとりづくりにもつながります。特に共働き家庭では、「動線設計」が家づくりの満足度を大きく左右する要素。プロの設計士と一緒に、自分たちのライフスタイルに合った動線を考えることで、毎日の暮らしがより快適で、楽になります。
住宅を検討されている方は、ぜひ"動線"を意識してプランを立ててみてください。
弊社ではお客様それぞれの悩みにしっかり寄り添いあったプランを提案いたします。まず一度資料請求からお待ちしております。
