コラム a HOUSING COLUMN
家の強さを知るポイントは?
こんにちは。
堺市の工務店で注文住宅を建てているグローハウジングアラカワの吉川です。
家の強さを知るポイントをご紹介します🫡
耐震等級がまず強さを測る基準ですね。1~3であれば、3が最大等級です。
しかし、耐震等級3といっても1つでは無いのです。。。より強いお家にしたいのであれば、知っておきたい事ですね!!
家の強さの方法は2つある🤔
壁が多ければいい!ってわけでもなく、壁の配置や柱の位置などバランスも重要になります。
家の強さを知る方法は大きく2つあります!
【壁量計算】と【構造計算(許容応力度)】です。
家の強度は大きくわけて3つの分野にわかれます。
①壁の強さ・・壁量、耐力壁配置、床強度
②部材の強さ・・柱強度・梁強度・柱接合部強度・梁接合部強度
③地盤・基礎の強さ・・基礎強度
現在の住宅は壁量計算でも耐震等級3はとれますが、より強いお家づくりをするには【構造計算】をオススメします🫥また今後2025年4月から規定も変わってくるのでご注意くださいね💦
【壁量計算】と【構造計算】の違い😳
2つの大きな違いは強さを調べる項目が大きなちがいです。
壁量計算ではみていない所を構造計算ではチェックしております。
①床の強度
耐力壁が正しく機能するためには、床強度のチェックが必要です。強度が必要な箇所には強い床の配置が構造計算でされていきます。
②各部位の強度
壁量では柱は小径のみで計算しておりますが、引っ張り・曲げ・めり込みに対する強さ。
梁では、壁量では欠込みが禁止で細かく計算されませんが、せん断に対する強さ・たわみ量の確認。とさらに柱と梁の接合部の安全性をチェックします。
③基礎の強度
壁量では地盤調査に基づいた設計のみですが、構造では家の重さなどに対する地面の強さ・基礎の鉄筋量、さらに家と基礎をつなぐアンカーボルトの強度などもチェックします。
家ごとにあわせて1つ1つ緻密な計算で上下左右あらゆる力に対して強さを確認して、出される構造計算だからこそ安心できますね😮
まとめ
今回はお家の強さについてお話させて頂きました!
耐震等級3といっても同じではない事がわかりましたね。
まず耐震等級3は必ずとっておきたいものですね。熊本地震では耐震等級2では被害がでております。。
耐震等級3をとっていても、地震は繰り返し起きるております。繰り返し起きる地震で躯体が損傷してしまうのを防ぐのが制震ダンパーになります。
また制震ダンパーについてもお話したいと思います。